■ ID
| 1383 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 交差点付近からのPM2.5およびPM0.1の成分別距離減衰
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■ 著者
| 関口和彦
埼玉大学大学院 金庚煥
埼玉大学大学院 工藤慎治
埼玉大学大学院 木下勝利史
埼玉大学大学院 坂本和彦
埼玉県環境科学国際センター 王青躍
埼玉大学大学院
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第52回大気環境学会年会、平成23年9月14日 |
■ 抄録・要旨
| 自動車排気は都市大気中における微小粒子(PM2.5)や超微小粒子(PM0.1)の主要な発生源の一つである。最近の排出ガス規制により、PM2.5に対する自動車排ガスの寄与は低下しつつあるが、PM0.1の挙動に関する情報は少ない。本研究では、都市環境における交差点付近の4地点において、PM2.5とPM0.1それぞれの成分別減衰を観測した。有機炭素(OC)ならびに元素状炭素(EC)の成分別・距離別の濃度を比較すると、OCならびにECは非沿道地点の濃度が低く、特にPM2.5に対する傾向が顕著であった。一方、硫酸イオンについては非沿道地点のPM0.1が高い傾向を示したが、PM2.5については同様な傾向は見られなかった。これらの結果は、粒径別の各成分は沿道からの距離と輸送時間により成長と沈着の影響が異なることを示唆している。
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